さいたま市南区の防災展に行ってきました。

9月13日(金)から15日(日)までの3日間、さいたま市南区庁舎1階で、「南区防災展」が開催されました。大規模災害などが発生した場合の「避難所」が、どんな感じなのかを体験できるということなので、体験しに行ってきました。


この環境で3日間過ごすのはキツイなー

大規模災害時の避難所などに作られる避難所は、床の上にビニールシートを敷いて、毛布が置かれただけの、一人当たり畳一畳ほどのスペースになります。大規模災害が発生して、避難所に避難すると、この場所ような場所で3日程度は過ごすことになります。仕切りもなく、プライバシーは守られません。すぐ近くに他人がいて、固い床に毛布だけの状態で、ぐっすり睡眠をとることは難しそうです。私自身も結構神経質で、中学・高校の頃、サッカーの遠征などで大部屋などに宿泊するときも、全然眠れなかったことを思い出しました。その上精神的にもダメージを受けているので、かなり過酷な状況になることが予想できます。こういうことも体験してみないとわからないなー

このような避難所は、あくまでも自宅避難ができない状況の方が利用することになるので、南区の職員の方のお話では、大規模災害が発生したときに、このような避難所を利用する方は、全区民の10%くらいを想定しているようです。区でも、避難所への避難は逃げ遅れて他に行くところがない方のために設置するとのことで、あくまでも、普段から災害の発生に備えて、自宅での災害時の生活の準備をすることが大切であることを強調していました。

6月の防災EXPOの時に体験した、ARゴーグル水害体験のコーナーのほか、地震体験車両も出動していました。

また、区の方からお話を聞いたところ、南区でも外国人居住者が増加してきており、今後対応を検討する必要があるテーマであるとおっしゃっていました。外国人に対する防災知識教育や被災地の体験のニーズは高まっていると実感しました。南区さんにも私どもの活動を紹介していきたいと思います。

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